FREEplus(フリープラス)です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。

先日、とある取材を受けました。
お答えしながら「まだまだ不動産取引は”怖い”という印象なんだな」と感じました。
以前Blogにも書きましたが、私も住宅購入をした際には色々不安でした。
そこで、住宅購入の不安についての意識調査がありますのでご紹介します。

参考資料:「マイホーム購入の際に不安になることに関する意識調査」
調査実施:株式会社AlbaLink
調査対象:マイホームが欲しい方
調査期間:2022年10月14日~25日
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性339人/男性161人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 25.2%/30代 44.0%/40代 20.6%/50代 8.6%/60代以上 1.0%

マイホーム購入に不安がない方は、たったの4%!
ほとんどの方は不安を感じています。
ただその不安が「漠然」なのか「明確」なのかは、住まい探しの段階によって変わってきます。
すでにある程度マイホームの検討が進んでいれば、不安の内容が「お金」「周辺環境」などと明確になるのですが、情報収集を始めたところですと、いたずらに不安材料が増えていくばかりで漠然とした不安を抱えがちです。

「マイホーム購入にあたり不安がある」と回答した方にどんな不安があるかを聞いた結果、
「ローン返済・維持費捻出できるか」「ローンの審査に通るか」など金銭面での不安が圧倒的多数でした。
この結果からはむしろ、住宅ローンの返済だけでなく、将来的な維持費についてもしっかり検討していることが窺えます。

「マイホーム購入時の信頼できる情報源」を聞いたところ、「家族・友人・知人」が半数近くとなりました。
自分と近い立場にいる人からの情報をより重視されているようです。
次に多かった「ハウスメーカー」「住宅展示場・モデルルーム」は、本アンケート回答者の年代が20代 25.2%、30代 44.0%と新築住宅を好む世代に偏っているため、このような数字になったと思われます。
他にはネットやSNSで情報収集するなど、口コミや体験談を重視している傾向も見られます。
1人の意見では真偽が分からないが、何人もの情報をまとめればおおまかな判断材料にはなる、との意見もあり、特にInstagramを参考にしている人が目立ちました。

マイホーム購入にあたっては、ほとんどの人が何らかの不安・心配を抱えています。
不安を解消するには、とにかく情報収集が重要です。
ただ口コミには「主観・感情」や「正しくない情報」も含まれているため、情報の取捨選択が必要です。
口コミに踊らされて、施工をお願いするメーカーや工務店、物件情報をくれる不動産業者を信頼できないと、家づくりや家選びはずっと不安なままです。
まずは「信頼できる業者」を見つけることで、少しは不安も和らぐかもしれません。

もしよろしければ、以前、マイホームを検討されている方の悩みについて書いた
マイホームを検討する方の『4つの悩み』-価値が下落しない物件はある?」もご覧ください。
4つの悩みに対しての解決案を提示しましたので、参考にしていただけるのでないかと思います。