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石川県金沢市の小さな不動産屋です。

「孤独のグルメ」というドラマをご存じでしょうか?

輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、営業先で見つけた飲食店にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食べる。
劇的なエピソードも登場せず、「美味い!」と声高に言うこともなく、独りでの食事シーンが淡々と進行する、独特の空気感が人気のドラマです。

現在この人気ドラマのスピンオフとして、毎話主人公が変わる「それぞれの孤独のグルメ」がオムニバスで放送されています。
つい先日、客室乗務員がフライト先の出雲で食事をする回を見ました。
出雲名物のそばや日本海の魚には目もくれず、疲れはてた彼女が選んだのは「餃子」と書かれた赤ちょうちんの店。
そこで餃子2皿と白ご飯という潔い組み合わせを注文し、それを至福の表情で食べるのです。

おいしそうに食べるなぁ。
五郎さんが食べてたビーフンもいいよね。
などと思いながら見ていたら、無性に餃子を食べたくなってきました。

とはいえ、すでに時間は23時過ぎ。
夕食が軽めだったとはいえ、さすがに餃子は食べちゃいけない時間帯です。
でも、何者かが私の背中を押しました。
「いいじゃん!たまには欲望のままに生きてみよう!」

外出するのは億劫だったので、常備している冷凍餃子を焼き、ビーフンも作ります。
そしてビールと一緒にテーブルに並べました。
夜中の餃子とビール、そしてビーフン。
その背徳感たるや、飲んだ後のラーメンをも超越します(※個人の感想です)。

食べ終わって食器を洗っていたら、なんだか笑えてきました。
いい歳して節制もできないとか、バカなの?
でもたまにこんなバカなことをするのは、なんか楽しい。

とはいえ夜中にグルメドラマを見るのは、しばらく控えたほうが良さそうです。