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4月13日、スカイドライブ(愛知県豊田市)は個人向けの「空飛ぶクルマ」の機体販売を開始したことを発表しました。
納期は2025年以降としており、価格は150万ドル(約2億円)とのことです。
写真を見たところ外観はヘリコプターに近く、いわゆる”空飛ぶ自動車”とは異なるモビリティのようです。
「空飛ぶクルマ」はeVTOL(イーブイトール)と呼ばれ、
・遠隔操作や自動制御によって飛行できる「ドローン」をベースにして、人が乗車可能にしたもの
・電気自動車をベースにして、プロペラや自動制御システムを加えたもの
などの種類があり、スカイドライブのSD-05は前者のようです。
クルマということで道路を走ることをイメージしてしまいますが、必ずしも自動車の機能を持っていなくてもかまわず、地上を走れなくても「空飛ぶクルマ」と定義されるようです。
「空飛ぶクルマ=自動車のように便利な移動手段」という意味合いなのでしょうか。
ただメーカーの仕様を見ると、最大航続距離は約10km、最大運用飛行時間が約10分とのことなので、使用機会は限られてくると思われます。
むしろスロバキアのKleinVisionが開発したAirCarが、私のような一般層が考える「空飛ぶクルマ」に近いのかもしれません。
AirCarは飛行機と自動車の両機能を備え、主翼は折りたたみ式で、自動車として走る場合にはコンパクトに収納されます。
3分以内に自動車から飛行機に変身し、また飛行機から自動車に戻ることができます。
2023年後半には納車予定だとかで、YouTubeの紹介動画 を見て、ワクワクしてしまいました。
SF映画で見ていたことが、こうやって実現していくんですね。
嫌なニュースが多いですが、こんな未来に期待できるニュースがもっと増えてくれればと思います。