FREEplus(フリープラス)です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。

大きなため息がきっかけで知り合った女性がいます。
あれから、会えばたわいのない話をするようになったのですが、最近、気になっていることがあるようです。

「会社の若い子たち、毎日なに食べてるんだろうって気になるんですよね」
「会社の若い人たち、ですか」
「ランチはほぼコンビニで買ってるんですよ、見てると」
「はい」
「あ、コンビニで買うことは良いんですよ、全然」
「ですよね」
「ただ買ってくるものが、おにぎりとカップラーメンだけとかで。サラダもつければいいのにって思うんですよ」
「あー、栄養面が心配なんですね。もっと野菜取れよと」
「今は若いからいいんでしょうけど…ホントお節介なんですけどね」

令和の先輩は大変です。
こんな優しい提案すら、素直には言えないようです。

「お弁当持ってきてるの、私だけなんですよ、多分」
「私もそうです」
「好きなもの食べられるし、栄養面も考慮できるし、いいですよね?」
「私は栄養面がどうのという高尚な理由じゃなくて、毎度コンビニに買いに行くのが面倒くさいからですけどね」
「それも立派な理由です。笑」
「どっちが楽かってことかも。私は、朝食と一緒にお弁当を作るのって手間じゃないんです。むしろランチタイムにコンビニに行く方が面倒。でもコンビニで買う方が楽って人は多いでしょうし」

この後、後輩たちに推奨するコンビニランチはなにか、でひとしきり盛り上がりました。
(○○パスタと△△サラダと…これだと1000円超えるから毎日は厳しいか、とか、価格的におにぎりとカップラーメンを選ぶのもたまには仕方ないか、とか)

別れた後、彼女の会社の後輩たちに思いを馳せました。
あなたの先輩は、あなたの健康を(勝手に)心配している、優しい人です。
だからたまに「サラダも足したら?」って言ったとしても、無下にしないであげてほしい。切に。

4月に新社会人になったすべての皆さん。
あなたがこれから飛び込む「社会」は、ちゃんと優しさに満ちています。
こんな控えめな優しさに気付く機会がたくさんあるよう、願っています。