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4月3日、講談社や文芸春秋は
作家の東野圭吾さんが出版する単行本や文庫の著作物の国内累計発行部数が1億部を超えた、と発表しました。

東野圭吾さんの著作は読んだことがなくても、
「容疑者Xの献身」に代表される、”探偵ガリレオ”シリーズ
「新参者」に代表される、”加賀恭一郎”シリーズ
「秘密」「マスカレード・ホテル」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「天空の蜂」など
実写化されている小説が多いので、すでにドラマや映画で目にされているかもしれません。

私も以前、東野さんの小説にドはまりしていて
その頃に「白夜行」を1日(!)で読み切ったのは、自分史に残る偉業だと思ってます。
これ、ご存じの方には伝わると思いますが、
単行本で500ページ、文庫本なら800ページを超える文字数の小説ですからね。
「白夜行」を読んでいる途中に顔を上げて、もう夕暮れなんだと気付いた時、
小説の内容と相まって、現実なのかどうか夢うつつになったことを思い出します。

ここに私の薄っぺらい書評を書くのは控えますが、ひとことだけ。
東野さんは「人の心こそがミステリー」を書き続けている作家さんだと思います。
映画やドラマは見たことがあるけど本では読んだことがない方や、
1億部発行される作家さんが気になった方は、この機会にぜひ読んでみてください。

こういうニュースを聞くと、また読みたくなってきました。
引越しの際に本を整理してしまったので、図書館で借りて、また読み返してみようと思います。
同じこと考える方、多いでしょうね。