FREEplus(フリープラス)です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。
年末、やることが山積み。
その全てに期限があるので、なにかと気忙しい。
先送りしていた自分のせいだけど、なにもかも放り出してしまいたい…。
そんな中、ふと「ナマケモノ」という生き物を思い出しました。
まず「ナマケモノ」とはあだ名ではありません。
「ナマケモノ」が正式な名前で、怠けているように見えることから、ナマケモノと名付けられました。
あんまりといえばあんまりなネーミングです。
ナマケモノはほとんど動かず、一日中寝てばかりいて、動くときもゆっくりです。
ナマケモノは草食です。
植物の葉っぱは栄養が少ないので、葉っぱだけで栄養を得ようとすると、たくさん食べる必要があります。
ですが、ナマケモノはほとんどエネルギーを消費しないので、葉っぱを少しだけ食べれば良く、とても省エネルギーです。
ところで、一日中寝てばかりいて、敵に襲われたらどうするのでしょうか。
ナマケモノが棲む中央アメリカや南アメリカにも肉食動物はいますが、どうやって身を守っているのでしょう?
肉食動物を察知すると、動物たちは一目散に逃げます。
そのため、肉食動物の目は、動くものに反応するようになっています。
ところが、ナマケモノはほとんど動かないため、動くものを探している肉食動物の目には、木立の中で動かないナマケモノは見えないそうです。
しかも、ナマケモノはあまりに動かないので、体に緑色のコケが生えてしまうことがあり、
このコケがナマケモノを見えにくくする、カモフラージュとして機能します。
身の守り方すら”いかにも”なエピソードで、感心します。
のんびりしているナマケモノは、実はとても優れた生き物なのです。
無理せず、ありのまま、自然界で生存し続けられるのは「ナマケモノ」だけでは?と心底うらやましくなります。
なぜ私はナマケモノじゃないの…と嘆きつつ、そろそろ現実に戻ることにします。
さて、今年のBLOGはこれで最後となります。
これからも引き続きお読みいただけると、とても嬉しいです。
来年も宜しくお願いいたします。